美容室Kitoneは「木」と「根っこ」。シンプルな店内に好きなもの、好きな家具を置いて出来た美容室。田舎ならではのアットホームな雰囲気の中で
ヘアスタイルと居心地の良さにとことんこだわった美容師の日記  ~日々の感じることをとりとめもなく~

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2012年9月30日日曜日

オーガニック ②

昨日の続きオーガニックについてです。今日も長いです。。^^;

オーガニック系と呼ばれるものにはオーガニック認定製品とオーガニック成分配合製品、ナチュラル系には植物成分配合製品と大きく3つに分類できることをお伝えしました。詳細はこちら

オーガニック認定製品
  
・有機栽培法などの基準に基づいて栽培された植物を採用
・第3者機関のオーガニック認証を取得している
・厳格な基準により定められたオーガニック認定原料を配合している
・石油由来の化学合成成分を極力排除している

オーガニック成分配合
・オーガニック認定成分を一部でも配合していればよい
・石油由来の化学合成成分を極力排除している
・製造元により基準が様々である

ナチュラル系
・植物成分が少しでも配合していればよい
・明確な基準は定められていない

したがってオーガニック製品にも化学合成成分が含まれています。
では今後オーガニック系とケミカル系(従来のシャンプーなど)とどう付き合っていくのがよいか。

分かりやすくシャンプーで言えば私個人の意見ですが、髪の修復、手触り、洗い心地はケミカル製品が勝ると思います。従来のシャンプーで特にトラブルがない方はここがいいんじゃないのでしょうか。ケミカルでも肌にやさしいものはありますし、なによりヘアスタイルをより楽しめます。

 オーガニック認定製品は使用される方の考え方や価値観、その方の生き方などが大きく影響します。髪の質感やヘアスタイルよりも人や地球にやさしく、健康、安全志向の方に向いているでしょう。泡立ちが悪かったり若干のきしみが2週間ほど続きます。(ちなみに講習を受けた『Villa Lodolahttp://www.villalodola.jp/はここに入ります。全11アイテム全てが認定されていることと再生可能なボトルやアルミキャップ、パンフレットやペーパーバックまで全て再生紙です。また製造工程で必要な電力は水力発電や太陽エネルギーを100%使用している徹底ぶりです。)

 オーガニック成分配合製品はその中間。肌や安全性も気になるけど洗いあがりや髪の質感なども欲しいという方にどうでしょうか。

 一概にどれがいいとは言えません。言えることはそれぞれがどんなシャンプー(モノ)なのかを理解したうえでご自身に合ったモノを選ぶのが大事。シリコンやパラベンが悪いわけではありません。必要な方もいます。とは言っても内容成分まで理解するのは難しいです。そこでにぜひ私たち美容師にご相談ください。ヘアスタイルはもちろん頭皮のことからヘアケア剤、髪に関する全てのことにご相談をいただき、最善のアドバイスをいたします。
気になることをもっと気軽に話してもらえる存在になれたらと思います。
今後もKitoneをよろしくお願いします。 ^ ^

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